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オートアライアンス・インターナショナルで北米向け新型Mazda6の生産を開始
-生産開始記念式典を開催-
マツダ株式会社(以下マツダ)とフォード・モーター・カンパニー(以下フォード)との合弁会社であるオートアライアンス・インターナショナル(以下AAI、ミシガン州フラットロック)は、米国東部時間7月23日午前9時(日本時間同日午後10時)、マツダの井巻久一代表取締役社長兼CEO、マツダの北米事業を統括するマツダノースアメリカンオペレーションズ(以下MNAO)のジェームズ・ジェイ・オサリバン社長兼CEO、AAIのゲイリー・エー・ロウ社長兼CEO、全米自動車労働組合(UAW) Local 3000 のゲイリー・エル・サマビル チェアマンと約900名のAAI従業員が見守る中、北米向け新型「Mazda6」の生産開始記念式典を行った。
AAIのロウ社長兼CEOは、「私たちにとって北米向け新型『Mazda6』は、北米市場のニーズに合わせて開発した商品であり、さらにAAIで生産するという意味で特別な存在である。我々は、新型『Mazda6』を競争が厳しい米国市場で成功させることができるよう、最高品質の車づくりに貢献していく」と述べた。
MNAOのオサリバン社長兼CEOは、「北米向け新型『Mazda6』が属する中型セダンセグメントは、アジア、欧州、そして米国の優れたライバル車がひしめきあっている市場だが、その中でも新型『Mazda6』はライバル車と十二分に競合していくだろう」と述べた。
マツダの井巻久一代表取締役社長兼CEOは、「マツダとフォードが長年にわたり築いてきた協力関係の象徴であるAAIで北米向け新型『Mazda6』の生産開始を迎えることができて非常に嬉しい。引き続き、卓越した品質を誇る商品をお客様に届け続けることで、北米でのマツダの存在感をさらに高め、中期計画『マツダ アドバンスメント プラン』を着実に達成したい」と述べた。
北米向け新型「Mazda6」は、初代「Mazda6」が確立したスポーティなスタイリング・走行性能を継承・進化させつつ、北米市場により適したボディサイズ、エンジン排気量を実現。また、北米の道路環境に適したハンドリングと快適性を高次元に両立させるなど北米市場のニーズに合わせた開発を進めた。エンジンは、欧州・国内向け新型「Mazda6/アテンザ」に搭載している新開発直列4気筒2.5Lエンジンに加え、「2008年ノース・アメリカン・トラック・オブ・ザ・イヤー」を受賞した「Mazda CX-9」にも搭載しているV型6気筒3.7Lエンジンを採用することでよりゆとりに満ちた走行性能を提供する。
AAIの前身は、マツダが1987年に生産を開始したマツダ・モーター・マニュファクチャリング(USA)コーポレーションであり、1992年にマツダとフォードとによる合弁会社とし社名をAAIに変更した。これまでにAAIで生産されたマツダ車は「マツダ MX-6」および「マツダ 626」。2002年より初代「Mazda6」を生産していた。 |